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One poem from England.

2008年01月15日
I got a poem from Ms.Margaret in UK.
How surprised it is.
I'm glad to read her poem.
Because she remembered a dead story of my Grandfather with an atomicbomb .

去年の10月に姉の友人のイギリス南部に住んでおられるマーガレットさんのお宅を訪ねた。彼女は被爆地広島に来て心動かされ涙が出た話しをしてくださり、私は祖父が広島の爆心地近くで亡くなった話をした。
私の母方のおじいちゃんは、大工で朝早くから爆心地近くに出かけて仕事をしており、丸焼けの内臓だけがぐるぐる見えている死体の腰の辺りに、金槌の頭の部分が焼け残っており、その金槌の頭に彫ってあった「水山」という名前でおばあちゃんは、それがおじいちゃんの死体だとわかり、リヤカーをひいて連れて帰ったのだと話した。
彼女はその時の私たちの会話を詩にして送ってきてくれた。



At Tudeley with Yuriko

We ate sushi and talked about the bomb.
I told you of my tears at Hiroshima,
you told me how your grandfather was there,
a carpenter like mine.
All they found was the hammer head
on which he’d scratched his name.

Later, in the churchyard
you sketched the Chagall window
to the girl who drowned.
We made our way back to the car with care.
Neither of us wanted to tread upon the graves.

Margaret Beston



これが、彼女が住んでいるトンブリッジの町外れの小さな教会。
1

教会裏の小さな墓地。
    2

教会の入り口で教会を訪ねて来た人と話すマーガレットさん。
3

教会の中のステンドグラス。
これは、この町で水難事故で亡くなった若い女性の為にシャガールがすべて製作したもので、全面シャガールの作品でうめられた窓をもつ教会は大変めずらしいのだそうだ。
4

http://www.bbc.co.uk/kent/content/articles/
2007/01/08/tudeleychurch_feature.shtml


海外からトンブリッジの町を訪ねて来た若者に城跡で出会うとていねいに町の歴史を教えるマーガレットさん。
5

昼は彼女の家で寿司をごちそうになった。
6

それから、日本に来た時覚えて帰った折り紙を教えてくれた。
       6

ririは千羽鶴を教えてあげた。
言葉がちがっても、ちゃんと向き合って原爆の話を聞いてもらえたし、私はこの町の教会の悲しいお話も聞いて美しいシャガールのステンドグラスもみせてもらって、帰りには、お墓の回りは踏まないように気をつけて教会を後にした。


Thank you Margaret and Eric.
We talked about an atomic bomb.
It is the memory that is very important for me.


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コメント
☆魅せられしシャガール
 このシャガールのステンドグラスをRiRiブログで観た時の感激は今でも心に残っています!その後奈良でシャガール展を観て感激をさらにあらたにしました!マルク・シャガール素敵な夢の世界へ~~~ようこそですね☆ 今日もまたこの素晴らしいシャガールのステンドグラスを観ることができて幸せです!
でも、エゴン・シーレの生絵を観ることができたRiRiさんがほんとはとってもうらやませーーー!
私もです。
染みる出会いとお話ですね。
シャガールのステンドグラスにはノックアウトv-10です。

私も教会に住んでる知人(アイルランド)がいます(mixiのアルバムにチョコッと載せてます)。
彼女も素敵な生き方されてて、やはり国や地域の歴史・文化を訪問者に熱く語り、
庭に畑作って、小動物飼って、絵を描いて…ます。
あとは楽器が演奏できたら~憧れますね~。
シャガールの青
シャガールの青色は独特ですね。
光に透かしたこの青色もすばらしい…タメイキもんです。
あ~本物見てみたい。

美しいイギリスの風景が心癒してくれてるみたい。
出会いっていいですねー
分かり合えればなおさらにv-22
マーガレットさんとの出会い
>美鳥花さん
先日、偶然この写真をプリントアウトした日にイギリスからこの詩が送られてきたんですよ。。
たった一日トンブリッジにうかがってお話したことを心に留めてもらっていたんだって思って私もまたあらためてイギリスでの出会いに感謝しました。マーガレットさんは、国は違ってもお手本となる女性の先輩です。美鳥花さんもです。

>京のふくろうさん
そうそう、私も海外では日本では出会うことの無いような素晴らしいものによく出会いました。美術館に行かなくてもそこいらにこんな物があるって・・・・やっぱヨーロッパの歴史はすごいねー。

>シードルさん
これね、光越しにみるとほんっとにきれいなんよ。
ステンドグラスの色が壁に映る様子もとてもきれいなんよーー。
シードルさんに撮影に行ってほしか。
そしたらもっとみんな感動するんだけどなー。
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