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十一月の句会報告~ と火曜日記。

2016年11月08日
カモメのばぁばぁ「夜の美術館」句会報第二七号(平成二十八年十一月)

十一月六日(日)、前日のカープ優勝パレードの余韻が冷めやらぬ中、皆さんにこやかな表情で集まって来られた。古田祥子さんの作品展の会場をお借りして、十五名(祥子さんと咲(さい)華(か)さんは初登場)の参加者で六時過ぎに、いつものようにはじまった。(遅れて来られた空心さんは見学のみとなった)
(◎印は高点句、◯印は次点句 ○○○は原句修正箇所)

kukai.png photo by 志路



席題「祖」           (清記逆順列記)
アスペンの祖母にもみせたい冬景色    祥子
枯草も彩りのうち道祖神         志路
○荷が届くみかんの箱に祖父の文字     厚子                        
先祖より継ぎし畑に冬木立(ふゆきた)ち       華院                   
寒き部屋祖父の面影母しのぶ       六星             
冬の朝祖母の布団で丸くなる       幸音         
大雪で溝に落ちたと祖母に言う       風外
祖師谷の糸杉並木息白く         釜爺
風邪ひけばのどに葱まく祖母の手や    麦
湯豆腐や祖母の味には程遠し       走破
七五三自らを誉め祖父として       かかし
◎祖父の背の澄みたる記憶冬の星      朋子                          
始祖鳥の千木にとまれり酉の市      判字名             
神の留守守ってちょうだい道祖神     咲(さい)華(か)
海賊は妻の先祖や神の留守        茂樹


当季雑詠(初冬)
白い息あの人の肩かかるかな       祥子
○小春日や人柄にじむ崩し文字       志路            
澄んだ空道なり赤く小春かな       厚子
○自転車やすりつぶされし柿落葉      華院                                          
勝どきの盃(さかづき)美味し寒の入り       六星
初氷見つけてニヤリ童かな        幸音
初冬の呉の港にサブマリーン     風外      
冬来たるタイマーリセット深夜便     釜爺
○誰(た)が追ふて来るやらふり向けば枯葉    麦
無造作にはおったコート襟を立て     走破
◎ガス燈の光おぼろに初時雨        かかし
○霜月に赤き歓声街を染め         朋子      
初霜や旅人算は解けぬまま        判字名
道歩く肌に冷たし三日月の白       咲(さい)華(か)
千歳飴持たされてゐる七五三       茂樹




      (句会寸描)
*初めて試みた席題の「祖」は朋子さんが一位に輝いた。雑詠の「初冬」はかかしさんが初の一位となり最高点を獲得した。今回は席題に平明で素直に詠まれた句が多かった。これからも上手く詠もうとせず自分らしい表現を心掛けたい。

*席題「祖」

◎祖父の背の澄みたる記憶冬の星      朋子
「冬の星」を静かに眺めている作者の様子が目に浮かぶ。中七の「澄みたる記憶」と「冬の星」がよく馴染んでいる。

○荷が届くみかんの箱に祖父の文字     厚子
素直な飾らない表現が良い。「祖父の文字」がどんな感じで書かれているのだろう・・・。



*当季雑詠(初冬)

◎ガス燈の光おぼろに初時雨        かかし
作者によると呉の町の街灯の風景を詠まれたそうだが、「ガス燈」と「初時雨」の取り合わせが上手くかみ合っている。ただ、中七の「光おぼろに」は、光と書かなくても「ガス燈」から想像できるのと、おぼろは春の感じと紛らわしいので、別な表現が必要と思われる。

○小春日や人柄にじむ崩し文字       志路
「小春日」に届いた手紙でもみているのであろうか。「崩し文字」を読んでいる際の作者の笑みが目に浮かぶ。

○自転車やすりつぶされし柿落葉      華院
ユニークな視線で「柿落葉」をよく観察している。ただ、下五が「柿落葉」以外の季語でも合いそうな感じがするのと、「柿落葉」の特徴が出ていないのが惜しまれる。

○誰(た)が追ふて来るやらふり向けば枯葉    麦
中七から下五にかけて句またがりになっているところに、臨場感がよく出ている。何やら物語風で緊迫感も伝わってくる。

○霜月に赤き歓声街を染め         朋子
四十一年ぶりのカープの優勝パレードの様子を簡潔に表現して、その熱気まで伝わってくる。ただこのシーンを見ていない人には、何のことか分かりにくいので、「四十一年ぶりの広島カープ優勝パレード」とかの前書きが必要かもしれない。



*次回予定
日時  十二月四日(日)十八時~二十時 
場所  「カモメのばぁばぁ」
投句  「兼題(凩)」と「仲冬」の句を一句ずつ
 
                   (茂樹 記)


「小春日」という季語が出てくると元気で優しかった口笛クラブの小春ちゃんのことを思うんです。riri
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火曜は定休日だから、ワクワクお出かけします。

今日は神田山荘のジムと露天プールと温泉に行きました。
「ゆりちゃん!」と呼ばれてみたら、みづま工房の時のデザインの上司が。
こんなとこでお互い水着で再会するとは思わなんだ。

それから、駱駝カフェで開催されている 前原秀雄個展 -裸者 と 死者 - に。

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自分が女だということを確認したような気がした。エロスに燃える男の気持ちがいまいち分からん。
作品は素晴らしいのです。
私には、先生の言葉が昔から興味深いのです。

駱駝カフェでのんびりお茶もできてえかった~。


そいで、夜は楽しいカモメの仏語教室。
先生には申し訳ないほど進歩しない私たち。。。
でも楽しいねとみんないいよる。。。Je suis désolé!






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