Spain and Portugal 2006→2007
2007年01月08日
あのですね、ほとんど書いたところでエラーで消えちゃいました。
泣きそうですがもう一回書きます。
●London GW to Barcelona in Spain 18dec2006

イージージェットは、極力無駄を省いて安くしているらしく、席も自由席、
飲み物もコンビニのお兄ちゃんやお姉ちゃんみたいのが売りに来ます。
スペインまで2時間半往復9000円位。
早く計画してネットでとれば更に格安で買えるそうです。
●Hola! Gaudi
Casa Batollo 海をモチーフにした家。


うねうねです。

カップルの為のベンチとその前で見張ってる乳母の為の椅子。


水面を思わせる窓。
ドアの前に2本の柱って反則技。

ガウディの作品は、ドアや窓や天井のいたるところに工夫がしてあり、風と光の通る道が作ってあります。
Parc Guell
グエル公園
日曜美術館で観て以来の憧れの地です。

スカーフを巻いたイスラムの女の子もこの柱の下で
小さいマットを敷いてお祈りをしていました。
Temple de la Sagrada Familia
これがあのサグラダファミリア。
大きすぎて写真に入りません。

ミカ第一声が「残念、工事中だー。」
後、100年か200年生きてないと完成は見られないらしいよ。
1883年に着工した建設を引き継いだガウディが死んだ今もクレーンで増殖を続けている大教会。

内部。

なんとここで学校が一緒だったnamiちゃんに会いました。
韓国に帰る途中の旅だそうです。

ここから地下に埋葬されているガウディの棺が見えるんだけど、踏みそうな勢いでそばでドリルガンガンで工事してます。

この人がガウディ。

木の幹や葉っぱや虫や、自然から得た形を建築に取り込んでいます。


電車にひかれて死んだ時は浮浪者に間違われたそうですが、これだけ遊んで物を造ってきた人生はきっと楽しいものだったとりりーは思います。浮浪者の友達も多かったみたいだし。
●Picasso
バルセロナのピカソ美術館には初期の作品がいっぱいあって、ピカソも努力してたんだなーってよーくわかります。
へたくそな絵もあるんです。しかもいっぱい。(sorry)
最も興味深いのは、ベラスケスの『女官達ラスメニナス』のパロディ。
ピカソ76歳の時の実験的作品群らしいですが、そのあくなき探究心とエネジーに脱帽。
宮廷画家だったベラスケスを皮肉って描いたのかと最初は思ったけれどそうでなくて尊敬の念もこめて分解研究したのではないかと。
リリー達は次の移動でマドリッドのプラド美術館でその本物に出会うんだけどやはりベラスケスの絵には引っかかる何かがあります。
その後、移動したセビーリャで偶然観たエキシビジョンでも若い画家による様々なラスメニナスに出会いました。
(下の作品はピカソではありません。)


裸の男はイヌのとこですね。
ピカソ美術館にはエッチを集めた部屋もあって隠し撮りをしてみました。
(これは、ピカソです。)

うんことか。

こんなんとか。
ちなみにこれはうちのとーちゃんの絵です。

やっぱりエッチでしたから。
●バルセロナの初ごはん

バルセロナでは麺のパエリヤとサングリアなど。
パンにはオリーブオイルとトマトの摩り下ろしたのがぬってあります。
☆亜矢ちゃん、サングリアの作り方を教えてね。
節約のためにスーパーで買ってきて宿で食べたりもしました。

このオリーブのカンズメ50円くらいで超美味しい。
ワインも1リットル100円しなくてしかも旨い。
●To Madrid
午前中、マドリッドへ行く道々のバスから見えるのは果てしないオリーブの山々。いーーーっぱいのオリーブの木々が小高い山のまだ解けてない雪とまばゆい日差しのコントラストに映えてとても綺麗です。

メトロに乗り換えてアトーチャ駅から地上に出てきたところで、ミカと目があった身のこなしの素敵な日本女性がここは危ないからとホテルまで案内してくださいました。
なんと、マドリード日本人会のお世話をされている方でこっちでフラメンコを勉強しておられる方でした。ついでにスタジオも見学させてもらったら日本でみたフラメンコとどえらい違う迫力にびっくり。
プラド美術館では、ゴヤの絵に触発されて、『魂を解き放て。』と言われているようでしばし絵の前に
一人で立っていました。
人を喰らう様な絵の前にはあまり人はいないんですね。
それから時期外れで人のいない植物園をぬけてソフィア王妃芸術センターに『ゲルニカ』に会いに行きました。
戦いでドイツ軍によって破壊された北スペインのGuernicsの町を怒りを持って描いたピカソの大作。
植物園で見た変な花。名前知ってる人いますか?

●Toledo
マドリッドから日帰りトレド。
ロードオブザリングの映画の中にいるみたいな、「16世紀で歩みを止めた街」ってほんとにそんなかわいい城壁の中の古都。

こんな人たちが歌いながら細い通りを歩いていて広場で踊ってみせてくれたりします。

小さなお店でお昼に食べた郷土料理。

●Alhambra in Granada
いよいよ南のアンダルシア地方、グラナダのアルハンブラ宮殿。
こっちでは、アランブラっていうそうです。
ダンが、死ぬまでに一度行っておいたほうが良いと言ってたとおりの素晴らしく美しい城でした。
イスラムのお城は初めて観たけれど、シンプルな造りの中に秘めた歴史が感じられる圧倒的存在感のある大きな宮殿です。

きれいでしょ!! 見えないって?夜反対側の丘から撮ったとこ。
お昼はこれ、アランブラを背にお兄ちゃんがギター弾いてました。


お庭の禁断のオレンジをもいで食べてしまいました。
(ミカも食べました!)(ちょっとすっぱかった。)
アダムとイブ風に隠してみたりしました。
後日、カセドラルで懺悔もしました。


皆殺しにされた男たちの血がこの中庭まで流れたらしいです。


星型の天窓や柱や床のタイルも美しい。
アランブラ宮殿在住の猫です。

裏庭も木がいっぱいでとても綺麗。
薔薇は夜の寒さに中が凍っていました。


そしてクリスマスの夜は、サクラモンテの洞窟のフラメンコ!
真剣な顔の踊り子。
左手前のおじさんが歌でリードしていきます。
最後に踊ったお年の女性のダンサーがかっこよかったー。

●Frigiliana Nerja Cordoba
アンダルシアの白い村へ
あの「地球の歩き方」のスペイン偏の表紙になっている陶器の店を訪ねて南へ下りました。
ここはフリヒリアナって名前の町です。
そこは、汗ばむくらい暖かくて沖縄に帰って来たみたいでした。

ほら、屋根の瓦の形や家の作りも似ていて、同じ花が咲いていて焼き物も沖縄っぽいんですよ。
遠くに見える青い海も。
それからネルハで地中海に手をつけて白い小石を拾って、うちのじーちゃんにそっくりなじーちゃんとちょっとだけ話をしました。
帽子をかぶって杖をついて顔の良く似たじーちゃんにスペインではよく遭遇するのだけど、昔船で渡ってきたのか??
船乗りの家系らしいから。


この向こうはアフリカかな。
コルドバでは、メスキータっていう、イスラム教とキリスト教が共存するでかいモスクみたいのに行きました。
これも大きすぎて写真が撮れないんだけど、中は1000本以上の柱に支えられた美しいアーチの重なる祈りの建物です。
お祈りする人が入る時間はタダなのでその時間に入れてもらいました。(せこくてすいません)

展示室の象形文字が山口にみえて。

メスキータを出て路地を歩いていたらガレージで油絵を描いてるじいちゃんに出くわしてお互いの絵を見せやっこして褒め合ってたら(身振りだけの会話)帰り際に記念に持ってけって写真をくれた。ありがと。
泊まったユースホステルの横に、純太でアンダルシアって。

これは、ホンタデアンダルシアって読んで政府の施設のことだって。
●Sevilla~Portugal
あの有名なセビリアを一日で早観光して夜行バスでポルトガルへ国境越え。パスポートのコピーを見せるだけで簡単にチケットが買える。
セビリアではカルメンの舞台になった立派な旧タバコ工場(今はセビーリャ大学法学部として使われている。)で勝手に持ち込みのパンを食べ、アルカサル庭園を歩き回る。
オレンジやレモンの樹がいっぱいあって迷子になるくらい広い。
庭好きにはたまらん。

夜行バスの時間待ちで映画館で”The holiday”観ました。
ジュードロウやキャメロンディアスがスパニッシュで会話しててそれも面白かった!
●Lisboa
早朝リスボン着。
リスボンでは通じなくてリズボアってゆってた。
スペインから来ると時差が1時間あって5時半到着予定が4時半だった。
深夜バスは危険って聞いてたけど、恐い黒人がいて言葉も通じない人はやっぱりやめたほうがいいかもです。
(この人が最悪だった訳で、優しい黒人の人も多いです。)
ふたりでしょぼんと寒いバスターミナルで夜明けを待ってインフォメーションを探してから見つけたYHへ。
初めてのポルトガル朝ごはんは、超あま。

お昼は、立ち食いやさん。
南スペインやポルトガルはトルコの料理も多い。
中にいるおばあちゃん、みえるかな?

ポルトガルにはトリムって呼ばれるかわいい電車が走っていて中まで木製。
きわどい狭い道もすっとばしていきます。時々(さいさい)電線が外れて運転手さんが竿で直しに出て行きます。

こっちで暮らしているナナさんは、魔女の宅急便みたいな街でしょうって言ってた。
古くて小さい石畳のでこぼこした町はなにやら郷愁を誘う。
ナナさん、美味しいコーヒーをありがとう。
彼女の勤めているホステルは便利な場所で素敵です。
リリー達は泊まれなかったけど、お勧めです。
お菓子好きのミカがどうしても行きたかったエッグタルトの老舗。

ナタって言うらしい。サクサクでまじうま!

大西洋の夕日を見て翌朝はまた一路北スペインへバスの長旅。

●Santiago de Compostela
大晦日の夜、スペインのサンティアゴに着きました。
宿が無い・・・クリスマスと正月だけは予約してきたはずの宿が地図の場所に無くて電話も通じない。
この旅初めての雨の夜をガラガラバッグを引きずりながら探し回って気がついたのが、サンティアゴって他にもある? 南米??
・・・チリに予約したみたいです私ら。
ここは、正式にはサンティアゴデコンポステーラというらしいです。
きっと他にもチリに予約した人がいるはずだとぶつぶつ言いながら雨の夜に、しかも大晦日に宿を探し回ることにしました。
ポルトガルと違って大きな石畳の坂を登ると、それは美しい青緑に光るカテドラルがありました。
後で聞いたら、ここは雨の多い土地で苔が覆っているから月の光で緑に見えたらしいです。翌日の夜また見にいったら雨が降っていなかったのでさほど美しくは見えませんでした。
さて、夜中になんとか宿も探して、気を取り直して飲みに出かけました。

チンチン!(スペイン語の乾杯ですから)
二人でほっぺにキスもして年越し。

このホタテには、意味があります。
前夜のYHで同室だったブラジルから来た言語学の研究をしているおばさんが教えてくれたのですが、ここは、ヨーロッパ中の人々が目指す聖地で、フランスの方からピレーネ山脈を越えて多くの人が歩いて来たのだそうです。
その巡礼の印がホタテの貝を付けていることなんだって。
なので、このホタテの貝殻は貰って帰りました。
翌日その聖なるカテドラル(大きな教会)に入って巡礼者達が手を当てたので磨り減って手形がついたという柱に手を当ててみました。


丘からカテドラルを見ながらサンドイッチを食べて、小さな教会も覗いてみたり。


駅員さんに聞きまくってやっと、いよいよ明日は汽車の旅。
●San Sebastian
ここが、サンティアゴの駅(前日の昼に撮影)。
レオンを通ってバルセロナに近いサンセバスチャンまで汽車~。

駅のカフェで一般的朝食。
濃いコーヒーにミルクたっぷりと生オレンジジュースとクロワッサン。
汽車に乗れるのでルンルンしてるとこ。

早朝のホームです。

来ましたっ!

乗り込みます。

そして持ち込みワイン。

車窓より

葡萄畑。

川。

駅。

果てしない大地。

ミカはめずらしい物があるとすぐに描きとめていました。
憧れのヨーロッパ汽車の旅に大満足です!!
夕方最後の地、サンセバスチャンに到着。
探して行ったYHがへんぴなとこで、お客の気配も少なく、広ーい18人部屋に二人だけ。夜なのでお化けが出そうで怖くて怖くて。
これは、昼に撮った写真だから怖く無さそうだけど夜は一人じゃ無理。


朝、湾の海岸べりの砂浜を歩いて、外湾の荒波も見てからオンダビリアのフランス国境の港町まで足を伸ばしてみた。


●Barcelona
サンセバスチャンから夜行列車に乗って再びバルセロナに。
朝到着、その足で最後のバックパッカー用の宿をとり(ここでもトラブルあり、省略。)
ミカは、バーゲンあさりに出かけ(彼女は3月で東京に帰るので物価の安いスペインでOLでも着られる服など購入に。)
りりーは、スペインではガウディーより人気があったというドメネクの造ったサン・パウ病院へ。
芸術は人を癒すという信念の元に設計されたコミューンのような病院は、今も病院として普通に機能しており、観光客と病人が入り混じって不思議な場所だった。

遊園地のような病院の天井を見ていたら70歳くらいのじーちゃんになんぱされて見所を一緒に回って帰りにキスさせてくれないかって言うからほっぺにスペイン式のキスを2回させてあげた。
サグラダファミリアまで送ってくれてここからメトロに乗るようにしつこく言われたのに歩いて帰ったらやっぱり迷子に。(だいたいスペイン語と日本語でも会話はできる。)
迷子中に見つけた小さい古本屋で味噌人に土産の絵本を1ユーロで買って、メトロの駅を教えてもらって無事帰宿。
最後の晩餐
バルセロナで有名らしいカバ(白ワインのガス入り)1本。
やっぱりパエリヤとたけのこみたいな野菜の惣菜とイカリング。


ミカはまっかっかです。おつかれさまー。

●おまけ
覚えた言葉は、
1 ウノ、2 ドス(これは二人分とかいうときに一番使った。)
トイレ アセオス
お勘定 ラクエンダ
街角の気になったバイク


気になったカリフラワー


気になった魚

落書き

気になった壁の印

気になった壺

飛ぶ白い鳩

スペインの青い空

雲の上にいつもある太陽

イギリスの上にいつもある厚い雲

この雲の下の美しい町でまた1年がんばりましょう!
泣きそうですがもう一回書きます。
●London GW to Barcelona in Spain 18dec2006

イージージェットは、極力無駄を省いて安くしているらしく、席も自由席、
飲み物もコンビニのお兄ちゃんやお姉ちゃんみたいのが売りに来ます。
スペインまで2時間半往復9000円位。
早く計画してネットでとれば更に格安で買えるそうです。
●Hola! Gaudi
Casa Batollo 海をモチーフにした家。


うねうねです。

カップルの為のベンチとその前で見張ってる乳母の為の椅子。


水面を思わせる窓。
ドアの前に2本の柱って反則技。

ガウディの作品は、ドアや窓や天井のいたるところに工夫がしてあり、風と光の通る道が作ってあります。
Parc Guell
グエル公園
日曜美術館で観て以来の憧れの地です。

スカーフを巻いたイスラムの女の子もこの柱の下で
小さいマットを敷いてお祈りをしていました。
Temple de la Sagrada Familia
これがあのサグラダファミリア。
大きすぎて写真に入りません。

ミカ第一声が「残念、工事中だー。」
後、100年か200年生きてないと完成は見られないらしいよ。
1883年に着工した建設を引き継いだガウディが死んだ今もクレーンで増殖を続けている大教会。

内部。

なんとここで学校が一緒だったnamiちゃんに会いました。
韓国に帰る途中の旅だそうです。

ここから地下に埋葬されているガウディの棺が見えるんだけど、踏みそうな勢いでそばでドリルガンガンで工事してます。

この人がガウディ。

木の幹や葉っぱや虫や、自然から得た形を建築に取り込んでいます。


電車にひかれて死んだ時は浮浪者に間違われたそうですが、これだけ遊んで物を造ってきた人生はきっと楽しいものだったとりりーは思います。浮浪者の友達も多かったみたいだし。
●Picasso
バルセロナのピカソ美術館には初期の作品がいっぱいあって、ピカソも努力してたんだなーってよーくわかります。
へたくそな絵もあるんです。しかもいっぱい。(sorry)
最も興味深いのは、ベラスケスの『女官達ラスメニナス』のパロディ。
ピカソ76歳の時の実験的作品群らしいですが、そのあくなき探究心とエネジーに脱帽。
宮廷画家だったベラスケスを皮肉って描いたのかと最初は思ったけれどそうでなくて尊敬の念もこめて分解研究したのではないかと。
リリー達は次の移動でマドリッドのプラド美術館でその本物に出会うんだけどやはりベラスケスの絵には引っかかる何かがあります。
その後、移動したセビーリャで偶然観たエキシビジョンでも若い画家による様々なラスメニナスに出会いました。
(下の作品はピカソではありません。)


裸の男はイヌのとこですね。
ピカソ美術館にはエッチを集めた部屋もあって隠し撮りをしてみました。
(これは、ピカソです。)

うんことか。

こんなんとか。
ちなみにこれはうちのとーちゃんの絵です。

やっぱりエッチでしたから。
●バルセロナの初ごはん

バルセロナでは麺のパエリヤとサングリアなど。
パンにはオリーブオイルとトマトの摩り下ろしたのがぬってあります。
☆亜矢ちゃん、サングリアの作り方を教えてね。
節約のためにスーパーで買ってきて宿で食べたりもしました。

このオリーブのカンズメ50円くらいで超美味しい。
ワインも1リットル100円しなくてしかも旨い。
●To Madrid
午前中、マドリッドへ行く道々のバスから見えるのは果てしないオリーブの山々。いーーーっぱいのオリーブの木々が小高い山のまだ解けてない雪とまばゆい日差しのコントラストに映えてとても綺麗です。

メトロに乗り換えてアトーチャ駅から地上に出てきたところで、ミカと目があった身のこなしの素敵な日本女性がここは危ないからとホテルまで案内してくださいました。
なんと、マドリード日本人会のお世話をされている方でこっちでフラメンコを勉強しておられる方でした。ついでにスタジオも見学させてもらったら日本でみたフラメンコとどえらい違う迫力にびっくり。
プラド美術館では、ゴヤの絵に触発されて、『魂を解き放て。』と言われているようでしばし絵の前に
一人で立っていました。
人を喰らう様な絵の前にはあまり人はいないんですね。
それから時期外れで人のいない植物園をぬけてソフィア王妃芸術センターに『ゲルニカ』に会いに行きました。
戦いでドイツ軍によって破壊された北スペインのGuernicsの町を怒りを持って描いたピカソの大作。
植物園で見た変な花。名前知ってる人いますか?

●Toledo
マドリッドから日帰りトレド。
ロードオブザリングの映画の中にいるみたいな、「16世紀で歩みを止めた街」ってほんとにそんなかわいい城壁の中の古都。

こんな人たちが歌いながら細い通りを歩いていて広場で踊ってみせてくれたりします。

小さなお店でお昼に食べた郷土料理。

●Alhambra in Granada
いよいよ南のアンダルシア地方、グラナダのアルハンブラ宮殿。
こっちでは、アランブラっていうそうです。
ダンが、死ぬまでに一度行っておいたほうが良いと言ってたとおりの素晴らしく美しい城でした。
イスラムのお城は初めて観たけれど、シンプルな造りの中に秘めた歴史が感じられる圧倒的存在感のある大きな宮殿です。

きれいでしょ!! 見えないって?夜反対側の丘から撮ったとこ。
お昼はこれ、アランブラを背にお兄ちゃんがギター弾いてました。


お庭の禁断のオレンジをもいで食べてしまいました。
(ミカも食べました!)(ちょっとすっぱかった。)
アダムとイブ風に隠してみたりしました。
後日、カセドラルで懺悔もしました。


皆殺しにされた男たちの血がこの中庭まで流れたらしいです。


星型の天窓や柱や床のタイルも美しい。
アランブラ宮殿在住の猫です。

裏庭も木がいっぱいでとても綺麗。
薔薇は夜の寒さに中が凍っていました。


そしてクリスマスの夜は、サクラモンテの洞窟のフラメンコ!
真剣な顔の踊り子。
左手前のおじさんが歌でリードしていきます。
最後に踊ったお年の女性のダンサーがかっこよかったー。

●Frigiliana Nerja Cordoba
アンダルシアの白い村へ
あの「地球の歩き方」のスペイン偏の表紙になっている陶器の店を訪ねて南へ下りました。
ここはフリヒリアナって名前の町です。
そこは、汗ばむくらい暖かくて沖縄に帰って来たみたいでした。

ほら、屋根の瓦の形や家の作りも似ていて、同じ花が咲いていて焼き物も沖縄っぽいんですよ。
遠くに見える青い海も。
それからネルハで地中海に手をつけて白い小石を拾って、うちのじーちゃんにそっくりなじーちゃんとちょっとだけ話をしました。
帽子をかぶって杖をついて顔の良く似たじーちゃんにスペインではよく遭遇するのだけど、昔船で渡ってきたのか??
船乗りの家系らしいから。


この向こうはアフリカかな。
コルドバでは、メスキータっていう、イスラム教とキリスト教が共存するでかいモスクみたいのに行きました。
これも大きすぎて写真が撮れないんだけど、中は1000本以上の柱に支えられた美しいアーチの重なる祈りの建物です。
お祈りする人が入る時間はタダなのでその時間に入れてもらいました。(せこくてすいません)

展示室の象形文字が山口にみえて。

メスキータを出て路地を歩いていたらガレージで油絵を描いてるじいちゃんに出くわしてお互いの絵を見せやっこして褒め合ってたら(身振りだけの会話)帰り際に記念に持ってけって写真をくれた。ありがと。
泊まったユースホステルの横に、純太でアンダルシアって。

これは、ホンタデアンダルシアって読んで政府の施設のことだって。
●Sevilla~Portugal
あの有名なセビリアを一日で早観光して夜行バスでポルトガルへ国境越え。パスポートのコピーを見せるだけで簡単にチケットが買える。
セビリアではカルメンの舞台になった立派な旧タバコ工場(今はセビーリャ大学法学部として使われている。)で勝手に持ち込みのパンを食べ、アルカサル庭園を歩き回る。
オレンジやレモンの樹がいっぱいあって迷子になるくらい広い。
庭好きにはたまらん。

夜行バスの時間待ちで映画館で”The holiday”観ました。
ジュードロウやキャメロンディアスがスパニッシュで会話しててそれも面白かった!
●Lisboa
早朝リスボン着。
リスボンでは通じなくてリズボアってゆってた。
スペインから来ると時差が1時間あって5時半到着予定が4時半だった。
深夜バスは危険って聞いてたけど、恐い黒人がいて言葉も通じない人はやっぱりやめたほうがいいかもです。
(この人が最悪だった訳で、優しい黒人の人も多いです。)
ふたりでしょぼんと寒いバスターミナルで夜明けを待ってインフォメーションを探してから見つけたYHへ。
初めてのポルトガル朝ごはんは、超あま。

お昼は、立ち食いやさん。
南スペインやポルトガルはトルコの料理も多い。
中にいるおばあちゃん、みえるかな?

ポルトガルにはトリムって呼ばれるかわいい電車が走っていて中まで木製。
きわどい狭い道もすっとばしていきます。時々(さいさい)電線が外れて運転手さんが竿で直しに出て行きます。

こっちで暮らしているナナさんは、魔女の宅急便みたいな街でしょうって言ってた。
古くて小さい石畳のでこぼこした町はなにやら郷愁を誘う。
ナナさん、美味しいコーヒーをありがとう。
彼女の勤めているホステルは便利な場所で素敵です。
リリー達は泊まれなかったけど、お勧めです。
お菓子好きのミカがどうしても行きたかったエッグタルトの老舗。

ナタって言うらしい。サクサクでまじうま!

大西洋の夕日を見て翌朝はまた一路北スペインへバスの長旅。

●Santiago de Compostela
大晦日の夜、スペインのサンティアゴに着きました。
宿が無い・・・クリスマスと正月だけは予約してきたはずの宿が地図の場所に無くて電話も通じない。
この旅初めての雨の夜をガラガラバッグを引きずりながら探し回って気がついたのが、サンティアゴって他にもある? 南米??
・・・チリに予約したみたいです私ら。
ここは、正式にはサンティアゴデコンポステーラというらしいです。
きっと他にもチリに予約した人がいるはずだとぶつぶつ言いながら雨の夜に、しかも大晦日に宿を探し回ることにしました。
ポルトガルと違って大きな石畳の坂を登ると、それは美しい青緑に光るカテドラルがありました。
後で聞いたら、ここは雨の多い土地で苔が覆っているから月の光で緑に見えたらしいです。翌日の夜また見にいったら雨が降っていなかったのでさほど美しくは見えませんでした。
さて、夜中になんとか宿も探して、気を取り直して飲みに出かけました。

チンチン!(スペイン語の乾杯ですから)
二人でほっぺにキスもして年越し。

このホタテには、意味があります。
前夜のYHで同室だったブラジルから来た言語学の研究をしているおばさんが教えてくれたのですが、ここは、ヨーロッパ中の人々が目指す聖地で、フランスの方からピレーネ山脈を越えて多くの人が歩いて来たのだそうです。
その巡礼の印がホタテの貝を付けていることなんだって。
なので、このホタテの貝殻は貰って帰りました。
翌日その聖なるカテドラル(大きな教会)に入って巡礼者達が手を当てたので磨り減って手形がついたという柱に手を当ててみました。


丘からカテドラルを見ながらサンドイッチを食べて、小さな教会も覗いてみたり。


駅員さんに聞きまくってやっと、いよいよ明日は汽車の旅。
●San Sebastian
ここが、サンティアゴの駅(前日の昼に撮影)。
レオンを通ってバルセロナに近いサンセバスチャンまで汽車~。

駅のカフェで一般的朝食。
濃いコーヒーにミルクたっぷりと生オレンジジュースとクロワッサン。
汽車に乗れるのでルンルンしてるとこ。

早朝のホームです。

来ましたっ!

乗り込みます。

そして持ち込みワイン。

車窓より

葡萄畑。

川。

駅。

果てしない大地。

ミカはめずらしい物があるとすぐに描きとめていました。
憧れのヨーロッパ汽車の旅に大満足です!!
夕方最後の地、サンセバスチャンに到着。
探して行ったYHがへんぴなとこで、お客の気配も少なく、広ーい18人部屋に二人だけ。夜なのでお化けが出そうで怖くて怖くて。
これは、昼に撮った写真だから怖く無さそうだけど夜は一人じゃ無理。


朝、湾の海岸べりの砂浜を歩いて、外湾の荒波も見てからオンダビリアのフランス国境の港町まで足を伸ばしてみた。


●Barcelona
サンセバスチャンから夜行列車に乗って再びバルセロナに。
朝到着、その足で最後のバックパッカー用の宿をとり(ここでもトラブルあり、省略。)
ミカは、バーゲンあさりに出かけ(彼女は3月で東京に帰るので物価の安いスペインでOLでも着られる服など購入に。)
りりーは、スペインではガウディーより人気があったというドメネクの造ったサン・パウ病院へ。
芸術は人を癒すという信念の元に設計されたコミューンのような病院は、今も病院として普通に機能しており、観光客と病人が入り混じって不思議な場所だった。

遊園地のような病院の天井を見ていたら70歳くらいのじーちゃんになんぱされて見所を一緒に回って帰りにキスさせてくれないかって言うからほっぺにスペイン式のキスを2回させてあげた。
サグラダファミリアまで送ってくれてここからメトロに乗るようにしつこく言われたのに歩いて帰ったらやっぱり迷子に。(だいたいスペイン語と日本語でも会話はできる。)
迷子中に見つけた小さい古本屋で味噌人に土産の絵本を1ユーロで買って、メトロの駅を教えてもらって無事帰宿。
最後の晩餐
バルセロナで有名らしいカバ(白ワインのガス入り)1本。
やっぱりパエリヤとたけのこみたいな野菜の惣菜とイカリング。


ミカはまっかっかです。おつかれさまー。

●おまけ
覚えた言葉は、
1 ウノ、2 ドス(これは二人分とかいうときに一番使った。)
トイレ アセオス
お勘定 ラクエンダ
街角の気になったバイク


気になったカリフラワー


気になった魚

落書き

気になった壁の印

気になった壺

飛ぶ白い鳩

スペインの青い空

雲の上にいつもある太陽

イギリスの上にいつもある厚い雲

この雲の下の美しい町でまた1年がんばりましょう!
旅行の日記、早速読みました(^^♪
わたしはバルセロナだけしか行ってないんですが、ピカソ美術館行ったんですね~うらやましい!!!!
あたしはちょうどクリスマスシーズンにスペインだったのでほとんど休みでした(>_<)残念。。。
今年から授業のシステムが少し変更になって、無料で受けれるレッスンが毎日あることになりました♪
嬉しいけど慣れるまで寝不足になりそうです(笑)
今は次の旅行に向けて計画中です☆
イタリア(北部)とフランスに行ってきます♪
あたしが帰るまでにお茶しましょうね!!!!
今回一緒に旅に行ったスクールメイトのミカもエゴンシーレのファンになったみたいです。
壺おかしいでしょ、どっかの民族博物館にありました。
☆マキ、おめでとう。今年もよろしく。
いつかグラナダのアルハンブラ宮殿も訪れてくださいな。お薦めです!! イタリア北部いいなー。
私は今午後の授業が無いので時間があったらお茶しにおいで。
とても素敵な風景や建物がいっぱい。
私も行ってみたくなりました。
スペインは毎日ぎらぎらお日様が照っていました。
もうそれだけで嬉しかったー。
日光不足症候群だよね、こっちは。
毎週末スペインに行きたいくらいです!!
鈎針は進歩しましたか?私は旅行に持って行ったけどほとんど忘れてるので教えてね。
サグラダファミリアには亜希も絶対に行きたいな。
綺麗な写真とかあったらデータ頂戴ね。
亜希は今年 自分でおせちを作りました。
スペイン料理はイギリスの食事より食事らしく、久々めし食ったって感じでした。でも、YOKOの煮物の方が旨いよ!
味噌人おせちは何を作った?
博多の雑煮はどんなん?
サグラダファミリアは、200年後完成予定を突貫工事で早めてるらしいから、130歳くらいまでがんばったら完成が見れるかも。
今日から先生も変わって新クラスなのでちょっとドキドキ。
行ってきまっす!
いいなぁ…スペインにポルトガル…
サッカー好きにはよだれがでる旅ですね~。
パエリャにナタ!
本物食べたことないくせにおうちで作っては食べてます。
で、そのひとつ、うちのサングリアレシピ(?)です。
〈材料〉
・赤ワイン、うちでは安いやつでスペインかイタリアあたりの…1本
・レモン、オレンジ、グレープフルーツなどの柑橘類…適当
・その他好きなフルーツ(うちはキウイとかパイナップル入れることも)
私が見たレシピではバナナ入れるようになってました。
・グラニュー糖…大さじ1杯くらいかな?(いつも適当)
〈作り方〉
1.レモンは半分絞って半分輪切り
2.柑橘類は塩で皮をごしごしこすり洗いして、くし形に切って一口大にカット
3.その他フルーツも一口大にカット
4.びん(うちははちみつの空きびんです)にフルーツぽいぽい入れて、レモンの 絞り汁とワインと砂糖を入れる
5.冷蔵庫に入れて1晩待つ!
これだけです…簡単すぎてごめんなさい。
お酒ならほかにもイタリア・アマルフィのリモンチェッロがおいしいですよ。
レモンの皮で作ったお酒です。
これにレモン絞ってソーダで割って氷たっぷりで。
レモンの緑色のオイルがぷかぷか浮いてていい香り!
「プロフーミ・デッラ・コスティエーラ アマルフィ」っていうのがオススメ。
前作ってくれたときはサングリアって名前も知らなかったのでぴんと来なかったんだけど、スペインであちこちでみんな飲んでてあーー、亜矢ちゃんが作って持ってきてくれたあれかーって思った。
レシピは一緒に行ったミカのリクエストです。伝えとくからね。
ありがとう!!
ところで亜矢ちゃんはスペインのどこが、一番行きたい、もしくは住みたいところ?
ひとみちゃん、イじーさんは相変わらずですか?
お歳にめげずにがんばってナンパしてるんかなー?
レアルマドリッドのラウールが世界で一番好きなフットボールプレーヤーだから。
試合がある日はサンチャゴベルナベウでフットボール観て、
それ以外の日は日中ひたすら働いて夕方から飲んだくれる。
とにかく心から愛せるクラブチームがそばにある、っていうのが絶対必要です。
フットボールとお酒と仕事があったら幸せに暮らせます。
でも今はうちのちび達が一番大切ですね。
だからちび達がみんないなくなったら、の夢の生活ですね~。
スペイン・イタリア・ポルトガルの男性はとても美しいですし♪
スペイン好きはサッカーがベースだったんだね。イギリスでも、パブではいつもフットボールのゲームがかかっていて、熱狂的。誰も野球見てない。
スペインで見た男子はほんーっと綺麗。
そのまま切り抜いて雑誌に載せたいようなのがそこにもここにもあそこにも。
それと、ヨーロッパ男子は女性に親切に振舞うのが自然に身についているので、RIRIの年代だとそういうのに慣れてないから余計いいナーって思うよ。
いつかスペインで小さなかわいい立ち食いパブやってほしいな。
the weather is batter than UK and France's.
it is very interesting.
it doesn't like my scoland new year. not very good.
because we met storm. terrible weather.
i'm very happy some comment in english.
i can understand more.
keep in touch
love and kisses,
may
may
i guess it's clear and blue sky,because the white day i still sleep all day(i can't wake up).
This is Mika.
スペイン旅行、本当に楽しかった!!
沢山素敵なものを見て感動して、歩いて、食べて、食べて、食べて、、、
食べ物の話をしなかった日は、一日もなかったですねぇ。
ホリディで減量するはずだったのに、ねぇ。
ところで、あやこ母さんのサングリアのレシピ見ました☆
早速作りたくなってしまいましたー!!
新しいフラットに移ったら、作ります!
引っ越しパーティするのでスパニッシュオムレツと、オリーブと一緒に楽しみましょう!!
あ、近いうちにオレンジをもぎ取ってるRIRIの写真送ります!笑。
Ambrosia・・・神々の食物を食べると不老不死になるらしいよ。
うちら、死なんかもしれん。