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出本正彦 柿渋染めと古裂服展

2022年08月21日
カモメでは10年ぶり三回目の出本先生の作品展です。

若いころのデザイン画みせてくださいってお願いして持ってきてもらいました。

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これは、「装苑賞」をとられた時の作品です。30歳! ↓

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若い人が柿渋や古裂の作品を着たら意外とカッコイイ!!

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ナオコさんとおそろで購入させていただきました。(^O^)


これは、昨日のがま口のワークショップ風景

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デザイナーのにしもとおさむさんは初めてのミシンで熱心に作っておられました。
ええのができていました!



2022年10月18日~23日
広島県立美術館 地下県民ギャラリーに置いて
出本正彦 柿渋染め展 があります。

こちらにもお出かけくださいませ!


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津和野 備忘録

2022年08月18日
中国新聞創刊130周年記念事業 安野光雅美術館コレクション
 安野先生のふしぎな学校
広島県立美術館に観に行ってきました。


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私が広島でデザインの専門学校に行っている頃(半世紀前じゃわ)、父は津和野電信電話局の局長をしていました。
代々局長が住む官舎があって、大きな家には家付きの面倒をみてくれる人もいました。
まだのどかな津和野の町に私は学校が休みになると行っていました。
家の裏手に森鴎外の家があって雪の降るころは静かでした。
人が通らない山道を抜けて太鼓谷稲荷へ行ってみたり、乙女峠のマリア聖堂へ散歩したり。父が休みの日には朝から二人で青野山に登って朝飯前には降りて来て馴染みの喫茶店でモーニングを食べるのが楽しみでした。

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父は休みの日には油絵で街の風景なども描いていました。
土曜の夜には局の若い人が来て雀卓を囲んで楽しそうで、母が忙しくつまみを作ったり酒を出したりしていましたが、私が電話局に遊びに行ったある時、外壁に「局長の馬鹿たれ」みたいな張り紙が沢山ありました。
その頃津和野は革新の派閥の方たちが強くて父の仕事も中々易くは無いのだと聞きました。

津和野は寒くて、大根や野菜は庭に穴を掘って入れておくと長期に保存ができるのだと母は家の草取りに来てくれる人に聞いてやっていました。
父が津和野に赴任していたその頃はまだ安野光雅美術館は無くて、いつか安野さんの絵本で静かに雨の降る津和野の街の絵を観た時に「この人も津和野で育ったんだなぁ。」と思ったことがあります。
静かに雨が降るんです。





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枝豆  八月の句会

2022年08月16日
カモメのばぁばぁ「夜の美術館」句会報第九十五号(令和四年八月)   

うだるような暑さの中、立秋を迎えた。「気まぐれサビ子展」の会場をお借りして、いつものように十八時開始となった。参加者は、欠席投句の六名を含めて十二名となった。  

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(◎印は高点句、◯印は次点句 ○○○は原句修正箇所)
   (兼題は清記順に列記 雑詠も兼題の清記順に列記)


兼題 「枝豆」  

大豆にもなれずえだ豆苦き味  風外
枝豆のほんによろしき茹で具合  ねむ女
○ナイターに「わしが監督」月見豆  たつみ
ごろ寝して枝豆つまむ酔いたんぼ  右京
○枝豆やとび出す豆の碧きこと  朋子
寿司飯に枝豆ちらしランチ会  六星
枝豆をゆでる香りにのどが鳴る  進
◎枝豆や故郷の話弾む夜  茂樹
ばあちゃんの植えた枝豆の整然  えこ
つっぷりと枝豆喰みて殻眺む  愛幸
枝豆やひくに引けない塩加減  厚子
枝豆の香りなつかしずんだ餅  走波
 

当季雑詠

道路の上一匹の蝉腹を見せ  風外
ヨレヨレよ子供産み過ぎ庭トマト  風外
枝豆のつるりと口へきりもなや  ねむ女
突出しは蓮の花に包まれて  ねむ女
木槿忌やつるんと剥けし葡萄の実  たつみ
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夏祭り踊るペディキュア赤や黒  たつみ
○寝不足のわが子見送る原爆忌  右京
コルネット響く九月のキャンパス  右京
○バス停の影を分け合ふ盛夏かな  朋子
○オニヤンマ過ぎ行く時の如く翔び  朋子
夏休み3号車両の列におり  六星
◎入道を割いて飛行機雲白し  六星
明けやらぬ空にまたたく秋の星  進
廃線の上に寂しき鰯雲   進
水引(みずひ)草(き)に母の面影重ねをり  茂樹
山口もサイレン響く広島忌  茂樹
○雲の峰野にソーラーの畑あり  えこ
○広島忌(令和四年)何が強さか子らが言う  えこ
室外機熱波に耐ふる秋草や  愛幸
アスファルト日陰のバッタ睨めっこ  愛幸
秋初め秋山翔吾というヒーロー  厚子
○戦争のない世界へと律の風  厚子
テレビ見てひとりごちたる炎帝戦  走波
ミニトマト烏待ちかねついばみぬ  走波


(句会寸描)

*兼題の「枝豆」は、僅差で茂樹が一位となった。雑詠は六星さんが一位となった。兼題・雑詠共に、万遍なく選が散らばりどの句もバラエティーに富んでいた。

*兼題 「枝豆」

◎枝豆や故郷の話弾む夜  茂樹
仕事仲間や友人が集まる居酒屋では、大抵こういう話が話題になる。「枝豆」をおともにビールが進む。

○ナイターに「わしが監督」月見豆  たつみ
入場制限がなくなり、応援にも熱が入るが、熱烈な広島ファンは、こういう感じの人が多いようだ。

○枝豆やとび出す豆の碧きこと  朋子
当たり前のことのようだが、枝豆の莢から飛び出す豆の碧さは、他の野菜に比べても一層際立って鮮やかに見える。


*当季雑詠

◎入道を割いて飛行機雲白し  六星
「入道雲」と「飛行機雲」の取合せがダイナミックで鮮やかな映像が見えてくる。ただ、「入道」を「入道雲」の季語として扱っている歳時記があるのかもしれないが、「入道」自体には、別な意味(仏教語)があるので、季語として詠み込むのは難しいと思われる、

○寝不足のわが子見送る原爆忌  右京
広島では、八月六日が、ほぼ登校日になっている。夏休みで遊び疲れている子供の様子を率直に捉えている。

○バス停の影を分け合ふ盛夏かな  朋子
中七の「影を分け合ふ」が面白い。「影」は「バス停」の屋根なのか、はたまた「バス停」の標識なのか等、いろいろと想像できる。

○オニヤンマ過ぎ行く時の如く翔び  朋子
「オニヤンマ」は、よく見ると素早くあたりを動き回っている。その様子を上手く捉えて的確に表現している。

○雲の峰野にソーラーの畑あり  えこ
生活に欠かすことの出来ない電気だが、暑い日差しの中、「雲の峰」のように輝いている「ソーラーパネル」が見えてくる。

○広島忌(令和四年)何が強さか子らが言う  えこ
今年の平和式典の様子と思われる。原爆を知らない子供たちの素直な訴えに胸を打たれている。

○戦争のない世界へと律の風  厚子
八月は、戦争に関わる重苦しい行事が重なっているが、今もウクライナでは、戦火が続いている。「律の風」に作者の平和への願いが優しく込められている。


*次回予定

日時 九月四日(日)十八時〜二十時 
場所 カモメのばぁばぁ
投句 兼題「色一切を入れた句(白秋などの季語も可)」一句と
当季雑詠を二句

※新型コロナウイルスの状況次第では、通信句会とします。

投句締切 九月三日(土)
投句先 茂樹または六星さん
清記公表 九月四日(日)
選句締切 九月七日(水)
選句連絡先 茂樹まで

    (茂樹 記)



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産地ごはん+フェイクアクセサリー展

2022年08月14日
8/10~8/15
この一週間、カモメではお料理が出ます。しかも有名な食のコーディネイター平山友美先生のお料理です!

えっへん! 産地ごはん 食材&アクセサリー展

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photo by オスカル様


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made by freeとりしまりやく.様


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パネル展示とフェイクアクセサリーの展示


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産地ごはん試食お料理 500円 ・・・・・・フェイクではありません!


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投票用紙  お料理を一つ選んで投票箱へ
あのアバンセのお弁当に入れるおかずにエントリーされたお料理です。アバンセにて売り出されるのだと思います!


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牛蒡ピアス  made by ぷくだま(福田真紀子)


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はっさくピアス  made by ぷくだま(福田真紀子)


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牛蒡ピアスも良く似合うフードコーディネイターの平山友美さん


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お気に入りイカピアス購入のイカした(イカレタかも)おばあさん





私りり、コロナ陽性になりまして、カモメに出没しておりません。
咳痰と鼻水くらいでしたがもう普通で、自主隔離生活は明日15日までなので、次回「出本正彦 個展」ではお待ちしています。


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ワークショップもあります。お楽しみに!!



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カモメは15年目に入りました。

2022年08月10日
それで、いつも自分でみて楽しんでいる作品をお披露目することにしました。

カモメ14周年企画 THE COLLECTION

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オスカル佐々木様にカモメをまかせてリリは栃木の孫っちに会いに行きました。お世話になりました。




コレクション展の次は、毎度人気の「気まぐれサビ子商店」が3日間限定でありました!

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リリの夏休み 栃木編

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もうひとつの美術館で、丸木スマさんや大道あやさんの絵を楽しんできました!

小学校だった校舎を美術館にしてありました。

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初めての美術館ははいはいで!


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そうちゃんは、ちょっとだけ歩けるようになりました!(*^▽^*)


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ほっくんは、とても慎重派でアリコがいただけでも怖いので、タカアシガニなんかがいる水槽の前は母ちゃんに抱っこしてもらわないと通れません!!!

とても楽しい夏休みでした!

15年目も楽しく絵を観たり描いたり致しましょう。










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