小島快予さんと立町ツバメさんの作品展
2021年10月21日
最近は、FaceBookやら何やかやに情報を上げるので、ブログは後回しですが、後になって振り返るのにはやはりブログが便利です。
10/1~10/15
小島快予 イラスト展
色彩(いろいろ) 4
和のイラストは可愛くてほのぼのと楽しませてもらいました。

「シンデレラ」

「はろうぃん」
初めての似顔絵の注文を受けてくださったから出来上がるのが楽しみです!
10/16~10/23
立町ツバメの
気まぐれなアトリエ展


ツバメさんは、あのアクティブな自撮り写真家のおばあちゃんの息子さんの西本和民さんの生徒さんです。
若い女性が二人続いているので会場が若々しい空気です!
久々に遠出しました。
友達の二宮郁子さんのカリグラフィーの作品展を観に三良坂平和美術館と三次の奥田元宋美術館でホキ美術館の作品を観てきました。

丹田先生とはるちゃんの2人展の時に何度も足を運んでくださった先生の作品の大きいのがありました!
居合わせた人はカモメでハトのブローチをもらったんだけど同じ~!!
10/1~10/15
小島快予 イラスト展
色彩(いろいろ) 4
和のイラストは可愛くてほのぼのと楽しませてもらいました。

「シンデレラ」

「はろうぃん」
初めての似顔絵の注文を受けてくださったから出来上がるのが楽しみです!
10/16~10/23
立町ツバメの
気まぐれなアトリエ展


ツバメさんは、あのアクティブな自撮り写真家のおばあちゃんの息子さんの西本和民さんの生徒さんです。
若い女性が二人続いているので会場が若々しい空気です!
久々に遠出しました。
友達の二宮郁子さんのカリグラフィーの作品展を観に三良坂平和美術館と三次の奥田元宋美術館でホキ美術館の作品を観てきました。

丹田先生とはるちゃんの2人展の時に何度も足を運んでくださった先生の作品の大きいのがありました!
居合わせた人はカモメでハトのブローチをもらったんだけど同じ~!!
十月の俳句会 🍄きのこ
2021年10月11日
カモメのばぁばぁ「夜の美術館」句会報第八十五号(令和三年十月)
長かった緊急事態宣言がようやく解除され、秋らしい爽やかなお天気にも恵まれた。小島快予さんの絵画展の会場をお借りして、いつものように十八時開始となった。参加者は、初めての山中翔(俳号:右京)さんと欠席投句の二名を含めて十一名となった。

(◎印は高点句、◯印は次点句 ○○○は原句修正箇所)
(兼題は清記順に列記 雑詠も兼題の清記順に列記)
兼題 「茸一切」
茸飯炊いて嬉しき夕かな ねむ女
月夜茸0時の馬車を振り切りて 中中
○升(しょう)で炊き山と握らん茸飯 えこ
ドリップに浮かぶ椎茸泡模様 右京
毒茸に近寄る犬や朝散歩 たつみ
なば飯を作り置きして嫁カープ 六星
きのこ汁レシピ通りと言われても 厚子
切り株に怪しい茸密生し 走波
亡き父をしのびて旨し茸飯 進
みそ汁にしめじ加へて味見かな 朋子
◎山頭火の笠被りたる菌かな 茂樹

当季雑詠
秋日和ギリシャ料理のランチかな ねむ女
毒菌美し内親王の恋おろか ねむ女
葉がくれに奥へ奥へと烏瓜 中中
お天道さんよ哀れあんぐり百舌の贄 中中
開け放つオフィスの窓に虫の声 えこ
山の端に打ち身のごとき秋夕焼 えこ
なめこ汁思い返すと祖母の味 右京
鳴る翅音迷子の蜻蛉窓際に 右京
水滴の小鳥は鳴かず烏瓜 たつみ
○希(こいねが)うほど甘くなし通草の実 たつみ

モンゴルの勇者の髷(まげ)の千秋楽 六星
○太ももはブロンズの黒秋高し 六星
散歩道犬と浮かれる野の錦 厚子
庭の隅秋の錦ぞ猫の午後 厚子
友逝くと電話かかりて萩の花 走波
◎待ち侘びて秋のビールの立ち飲み屋 走波
わが犬も聞き耳立てて鹿の声 進
あて造り酒を燗して秋の暮 進
手のひらにお手玉のごと早生みかん 朋子
ノンアルとカープ帽子の子規忌かな 朋子
○わっと来て椋鳥わっと去りにけり 茂樹
賽銭の音(おと)色変へぬ松の影 茂樹
(句会寸描)
*兼題の「茸一切」は、少し選が偏ったが茂樹が一位となった。雑詠は接戦の末、走波さんが一位となった。兼題は、様々な「茸」が詠まれてバラエティーに富んだ句が集まった。雑詠は、食欲の秋らしく食に関する句が目についた。
*兼題「茸一切」
◎山頭火の笠被りたる菌かな 茂樹
「菌」の笠の形は様々だが、たまたま見かけたものから、ふと種田山頭火の代名詞のようなあの丸眼鏡の旅姿が思い浮かんだ。
○升(しょう)で炊き山と握らん茸飯 えこ
最近では珍しい昭和の大家族を思わせるような、天高く馬肥ゆる秋にふさわしい光景である。さぞ食が進んだに違いない。
*当季雑詠
◎待ち侘びて秋のビールの立ち飲み屋 走波
長かった緊急事態宣言解除の安ど感みたいなものが、伝わってくる。同じ思いの左党がほどなく集まり、店主もさぞかしほっとしているものと思われる。

○希(こいねが)うほど甘くなし通草の実 たつみ
あのぱっくりと割れた甘そうな瑞々しい「通草の実」はいかにも美味しそうある。淡白な味だが見かけると食べたくなる果物である。
○太ももはブロンズの黒秋高し 六星
作者によると「ブロンズ」は、美術館の室内の展示作品とのことだが、まるで屋外の重厚感のあるオブジェのように思われ、芸術の秋にふさわしい句となっている。

○わっと来て椋鳥わっと去りにけり 茂樹
「椋鳥」は、年中見かける親しみのある野鳥であるが、ある時じっと観察をしていると、このようなフレーズがひらめいた。
*次回予定
日時 十一月七日(日)十八時〜二十時
場所 カモメのばぁばぁ
投句 兼題「大根」一句と当季雑詠を二句
※新型コロナウイルスの状況次第では、通信句会とします。
投句締切 十一月六日(土)
投句先 茂樹または六星さん
清記公表 十一月七日(日)
選句締切 十一月十日(水)
選句連絡先 茂樹まで
(茂樹 記)
長かった緊急事態宣言がようやく解除され、秋らしい爽やかなお天気にも恵まれた。小島快予さんの絵画展の会場をお借りして、いつものように十八時開始となった。参加者は、初めての山中翔(俳号:右京)さんと欠席投句の二名を含めて十一名となった。

(◎印は高点句、◯印は次点句 ○○○は原句修正箇所)
(兼題は清記順に列記 雑詠も兼題の清記順に列記)
兼題 「茸一切」
茸飯炊いて嬉しき夕かな ねむ女
月夜茸0時の馬車を振り切りて 中中
○升(しょう)で炊き山と握らん茸飯 えこ
ドリップに浮かぶ椎茸泡模様 右京
毒茸に近寄る犬や朝散歩 たつみ
なば飯を作り置きして嫁カープ 六星
きのこ汁レシピ通りと言われても 厚子
切り株に怪しい茸密生し 走波
亡き父をしのびて旨し茸飯 進
みそ汁にしめじ加へて味見かな 朋子
◎山頭火の笠被りたる菌かな 茂樹

当季雑詠
秋日和ギリシャ料理のランチかな ねむ女
毒菌美し内親王の恋おろか ねむ女
葉がくれに奥へ奥へと烏瓜 中中
お天道さんよ哀れあんぐり百舌の贄 中中
開け放つオフィスの窓に虫の声 えこ
山の端に打ち身のごとき秋夕焼 えこ
なめこ汁思い返すと祖母の味 右京
鳴る翅音迷子の蜻蛉窓際に 右京
水滴の小鳥は鳴かず烏瓜 たつみ
○希(こいねが)うほど甘くなし通草の実 たつみ

モンゴルの勇者の髷(まげ)の千秋楽 六星
○太ももはブロンズの黒秋高し 六星
散歩道犬と浮かれる野の錦 厚子
庭の隅秋の錦ぞ猫の午後 厚子
友逝くと電話かかりて萩の花 走波
◎待ち侘びて秋のビールの立ち飲み屋 走波
わが犬も聞き耳立てて鹿の声 進
あて造り酒を燗して秋の暮 進
手のひらにお手玉のごと早生みかん 朋子
ノンアルとカープ帽子の子規忌かな 朋子
○わっと来て椋鳥わっと去りにけり 茂樹
賽銭の音(おと)色変へぬ松の影 茂樹
(句会寸描)
*兼題の「茸一切」は、少し選が偏ったが茂樹が一位となった。雑詠は接戦の末、走波さんが一位となった。兼題は、様々な「茸」が詠まれてバラエティーに富んだ句が集まった。雑詠は、食欲の秋らしく食に関する句が目についた。
*兼題「茸一切」
◎山頭火の笠被りたる菌かな 茂樹
「菌」の笠の形は様々だが、たまたま見かけたものから、ふと種田山頭火の代名詞のようなあの丸眼鏡の旅姿が思い浮かんだ。
○升(しょう)で炊き山と握らん茸飯 えこ
最近では珍しい昭和の大家族を思わせるような、天高く馬肥ゆる秋にふさわしい光景である。さぞ食が進んだに違いない。
*当季雑詠
◎待ち侘びて秋のビールの立ち飲み屋 走波
長かった緊急事態宣言解除の安ど感みたいなものが、伝わってくる。同じ思いの左党がほどなく集まり、店主もさぞかしほっとしているものと思われる。

○希(こいねが)うほど甘くなし通草の実 たつみ
あのぱっくりと割れた甘そうな瑞々しい「通草の実」はいかにも美味しそうある。淡白な味だが見かけると食べたくなる果物である。
○太ももはブロンズの黒秋高し 六星
作者によると「ブロンズ」は、美術館の室内の展示作品とのことだが、まるで屋外の重厚感のあるオブジェのように思われ、芸術の秋にふさわしい句となっている。

○わっと来て椋鳥わっと去りにけり 茂樹
「椋鳥」は、年中見かける親しみのある野鳥であるが、ある時じっと観察をしていると、このようなフレーズがひらめいた。
*次回予定
日時 十一月七日(日)十八時〜二十時
場所 カモメのばぁばぁ
投句 兼題「大根」一句と当季雑詠を二句
※新型コロナウイルスの状況次第では、通信句会とします。
投句締切 十一月六日(土)
投句先 茂樹または六星さん
清記公表 十一月七日(日)
選句締切 十一月十日(水)
選句連絡先 茂樹まで
(茂樹 記)
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