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鍋と初冬、俳句の季節はさきがけ。

2015年11月11日
カモメのばぁばぁ「夜の美術館」句会報第十五号(平成二十七年十一月)

十一月七日(土)、立冬を明日にひかえ生憎の時雨模様となった句会は、木村翔太さんの個展の会場をお借りして、十二名(内欠席投句二名)の参加者で六時過ぎに、いつものようにはじまった。今回は、木村翔太さんにも入っていただき、参加者の平均年齢は前回より更に若返った。
(◎印は高点句、◯印は次点句)

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兼題「鍋」             (清記逆順列記)

○四次元の闇鍋掬うダリの絵よ       判字名
◎湯豆腐の旨さ分かりし歳となり      六星
「今宵は鍋よ」とトートから葱ゆれる   權子                
湯豆腐で会話がはずむ夫婦なり      走波         
すし詰めのミケトラサビが鍋の中     幸音
鱈鍋也白菜蕪葱白子           釜爺         
鍋一式迫る景気は色抜ける        翔太        
老妻と鍋の具は軽くなり         かかし    
蟹鍋に美女の素顔の見え隠れ       志路                
牡蠣鍋のぶち旨い店ここかいねえ     茂樹
腹くちてレンゲ寄り添う鍋のよこ     朋子
○四人部屋鍋が食べたしゆめの夢      風外



当季雑詠(初冬)

○シネマ座のオールナイトの咳一つ     判字名
小春日や口笛の音流れ来る        六星
小春日を選(よ)りて渡る青信号        權子  
廃屋や鈍(にび)色(いろ)の雲枯れすすき        走波        
木枯らしに襟立て目指す窓明り      幸音
北風を背負い一本経ヶ辻         釜爺
初冬聞き我が身を固め春を待つ      翔太                 
渡る鴨今宵の宿は街の川         かかし
◎凩のひと息に越ゆ瀬戸の海        志路
ギャラリーにドイツの人も初時雨     茂樹           
足裏に冷たさ凍みる寺参り        朋子
病室の長き白壁窓に雪          風外

      

(句会寸描)

*兼題の「鍋」は激戦の中、見事六星さんがトップとなった。雑詠「初冬」では、志路さんがトップとなりコンスタントに力を発揮している。今回は少し破調の句が目についた。特に中七が字足らずとなるとリズムが悪くなるので、作者は投句前に声に出してリズムは良いか確かめた上で仕上げるように気を付けたい。


*兼題「鍋」

◎湯豆腐の旨さ分かりし歳となり      六星
 シンプルな「湯豆腐」の味の深さは若い頃には分からなかったが、ある程度歳を取るとその良さが実感できる。

○四次元の闇鍋掬うダリの絵よ       判字名
 作者は大胆にもダリの絵と闇鍋を取り合わせたのは、いかにも斬新である。

○四人部屋鍋が食べたしゆめの夢      風外 
鍋が食べたくても食べることのできない状況を「四人部屋」と取り合わせたことで良く表現されている。


*当季雑詠(初冬)

◎凩のひと息に越ゆ瀬戸の海        志路             
リズムの良い句である。ただ穏やかな「瀬戸の海」と「凩」がどこまでマッチするかは意見の分かれるところ。

○シネマ座のオールナイトの咳一つ     判字名
中年以上の世代には中七の「オールナイト」という言葉が懐かしい。下五の「咳一つ」の表現が夜中の映画館の感じがよく出ている。


*次回予定

 日時 十二月六日(日) 十八時~二十時 
 場所 「カモメのばぁばぁ」
 投句 兼題「雪」 雑詠「冬」 それぞれ一句ずつ
                   (茂樹 記)





~~~~~~~~~~~~~~~~~

茂樹さん、今回もありがとうございました。

カラフルな落ち葉を踏みしめておさんぽに良い季節ですが、俳句の季節はちょっと先取りで冬の季語だから、寒くなくても寒いのを想像して作りました。
なんと同率首位じゃなくて、一人一等賞(兼題の鍋の方)は初めてですよ~、私ririが六星です。
雑詠の初冬の方はね、口笛クラブのこはるちゃんのこと詠みました。
彼女は、優しくていつも笑顔だったから小春を使える季節に詠んでみたくて。


☆カモメの俳句会は、どなたでも予約なしでどうぞ。
 会費 600円 (1ドリンク付き)





みの子が、読んだら元気になるからカモメに来るお客さんに読んでもらってねと本を持ってきてくれました。
周防大島のお医者さんの著書です。
私は、ハグをしてお年寄りが元気になったところが良いなって思いました、私もジャンちゃんとか外国の人とハグしたら気持ちいいしね。
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カモメにあります。↑


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そして、なにもなくなる・・・!

2015年11月11日
いよいよ実家が無くなることになったので、今日は姉と私と長い間家と墓の守りをしてくれたお義母さんと三人で実家でお昼ご飯を食べた。
私は小さなお結びひとつで良かった。
家とさよならするのにはそれで十分。
そこに父が座ってテレビを見ていたとか、ここに母が座ってタバコしていたとか、この縁側から姉がお嫁に行ったとか・・・。
双子の息子たちは生まれた時からそこにいて、味噌人はばーちゃんと布団の中で犯人当てをしていたね。
母が生きていた頃は、庭の滝の様相の石組みを水が流れてきれいな鯉が泳いでいたし、いい家だった。

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いつも親戚や誰かしらが来ていて母は精一杯のもてなしをしていた。話も楽しくて気取らない人柄でなにかと人に頼りにされて母が要のような家だった。母に苦労ばかり掛けた父は晩年はおとなしくしていたな。

さて、私の父母は天国に行き子供たちはそれぞれの場所で家族を作り、育った家もなくなった。
そして私は身軽になった。




おまけのアトム

最近のマイブームは、ピースパークで朝食を! です。
毎朝、9時過ぎから10時ごろの間、ここら辺にいます。↓

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良い気持ちですよ、アトム、探してみてください。

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