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婆孝行

2008年03月12日
●齢100歳に近づきつつある長束ばーちゃんが、田舎の老人施設に移った。
ばーちゃんの9人の子供のうち女では一番下の美代子ねーちゃん(叔母)としすたーYOKOとばーちゃんに会いに行った。
ばーちゃんはそれはもう気の強い賢い女だったけれど、もうベッドに寝てるだけ。


叔母 「来たよ~!おきんさい、ばーちゃん。」

姉  「ばーちゃん、どっか痛いとこないん?」

叔母 「もーえーんよ、いっても。」

姉  「ほーよほーよ。」

叔母 「具会一緒、ゆうじゃろー、みんな待っとるよ。」

ばーちゃん  ちょっとだけうなずく。

姉  「ほーよほーよ。」

叔母 「すみねーちゃん (叔母の姉でりり&よーこの天国の母) も待っとんじゃけ。」

姉  「ほーよ、ばーちゃん。」

姉  「もうこづかいくれんのん、ばーちゃん。」

叔母 「ほーよほーよ。」

姉  「財布どこなんばーちゃん。」

ばーちゃん  手を動かして財布を捜そうとしているようにみえる。

   ・・・・ 叔母、炭坑節を歌いだす。 ・・・・

ばーちゃん  歌にあわせて手をかすかに動かす。

叔母と姉  爆笑

叔母 「もー帰るよ、ばーちゃん。」

ばーちゃん  「  あ い が と  」

口をぱくぱく動かすばーちゃんのこの言葉だけが聞き取れた。




●それから、横川の床屋さんあとの空き家に行った。
RIRIはそこを借りてみたいと思っている。
実はね、レンタルギャラリーしたいのだ。
先日、J太と聖香さんを連れて行くも、2人とも首を立てに振らないので、今日は、叔母と姉と友人の熊五郎を連れて行くも、3人ともやはり首を縦に振らない。
しかし、誰も横にも振らない。
今ンとこ、5人、首を斜めに傾け中。



●それから、広島駅近くの小さな美容室 『将』 の先生に会いに行った。
留学中、先生がイギリスまで浴衣を言付けてくれたのでお礼を言いに。
ロンドンで台湾っ子のメイに着せたこの浴衣は、昭和初期に流行った生地をまねして作られためずらしい物だそうだ。
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久しぶりに会ったまさの先生と白。
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我輩は、右目が青緑で、左目が金である。
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