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Hampton Cort Palace   お城

2007年10月11日
バスを5つ乗り継いで、片道3時間半かかってロンドンの郊外(地図だとハマースミスの左下方面)に行った。バスパスでいけるので交通費要らないし、ダブルデッカーの2階の窓から田舎町の景色を眺められて、結構楽しいプチトリップじゃった。
ハンプトンコートパレスは外観はしごく地味なお城。
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しかもイギリスはどこもかしこも工事中のことが多く更にやる気があるのか無いのか、長―く工事中なので写真写りが悪くなる。
城内メインのクロックコートは工事中で、オーディオガイドが、歴史的な古い建物はしょっちゅう修復の必要があるからもしどこか工事中でもあしからずと始めにことわりのコメントがあった。なるほど。
ヨーロッパ各地の宮殿を何箇所か観て回っているので(イングランドでは、ウインザー城、リーズ城、ブライトンパビリオン等)、城の中はだいたい似たようなものなので感動も少々薄めじゃったけど。
天井にエンジェルがいっぱい飛んでいる客を招く大広間や、肖像画がいっぱいかかった書斎や豪華穴空き様の隠しトイレが横にある寝室や数百人の食事がまかなえるキッチンやはどこも似ている。
食材が馬車で運び込まれた広場とキッチン。
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日本の文化施設と違うのは、こっちの展示室は歴史的な本物なのによりリアリティが出るように遊んであって、ヨークのキャッスルミュージアムで巧みな音の効果でその時代に誘導して行く技に驚いたのだけど、ここのパレスは匂いまでする。大きなシチュー鍋の模型の前でシチューの匂いがして、気のせいかと思ったけど、後で読んだ説明書きに、Experience the sights and smells of a real Tudor kitchen come to life,……….って 書いてあったからそうなんかな。こっちの食材室には本物の玉ねぎ・ネギ・ハーブなどが置いてあるのでやっぱり部屋中匂いがしていた。
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広島城にも大奥に出てくる腰元なんかがうろうろしてたら面白いのにね。
このお城の見所は何といっても広大なイングリッシュ庭園で、無理やり切ったり曲げたりねじったりしたトピアリーはきらいなririもこの大きさと多さには“参りました”って感じじゃった。
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このでかいきのこみたいな樹は一個とばしに赤い実がついていたから雄と雌の樹があるのかな?実は甘くて柔らかくてズルッとしている。(また食べてしまった。)
きれいに手入れされた庭をシャベルやクワを持って廻る庭師達。
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(庭師は憧れた職業の一つで、ririは3年ばかり幸運にも庭園の設計デザイナーやったことあり、何より楽しい仕事だった!)好い香りで「私を見てっ!」って振り向かせるバラやカサブランカはやっぱ花の女王だね。
Ririは、控えめに咲く小さい花やラベンダーの香りが好き(自分に無いものに憧れるんよね、だいたいは)。
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ハンプトンコート駅の現代の若い娘さん。
チューダー朝の人が見たらびっくりね。
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帰りのバスの乗り換え中にハマースミスの路上で、チェス勝負してる人がいた。
勝ったらなんぼってゆうの有りだったら面白いね。
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PS
お料理中の家のお母さんのイエシ。
これは、エチオピアの主食のインジャラって、クレープの皮をややすっぱくしたようなもの。
特殊な粉とイースト菌と水を混ぜて寝かせた物を大きなフライパンで焼く。
青唐辛子と塩をミキサーにかけたものをつけて食べさせてもらったら、辛いけど美味しくてくせになりそう!
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